本年もよろしくお願いいたします。
毎年恒例の「wired」の新年特集です。気になるキーワードをセレクトする前に、エディターズ・レターから。
「21世紀の最初の四半世紀が終わり、いよいよ新たな四半世紀、次の25年へと突入する。」
この文を読むまで全く気づかなかったけど、そう四半世紀が過ぎた。子供の頃に思い描いていた、未来。21世記にまだまだ追いついていないような気がする。空飛ぶ自動車はまだだし、宇宙旅行が普通にできるようになるにはまだまだだ。人工知能だけは進んでいるが、当時はもっと人型のロボットのイメージだったはずだ。
もちろん、そんな未来のほとんどは実現できてはいないけど、次の25年はそれが可能となるのかもしれない。
『発射準備完了』
2026年の「アルテミスⅡ」計画。「月面での持続的な駐留を確立し、民間企業が月面経済を構築するための基盤を築き、最終的には人類を火星に送る(有人火星探査)という長期的目標」(wikipediaより)という壮大な計画で、ガンダムの世界が広がるのか。
『長期的視点』
ビジネス領域や社会全体における「デザインの役割」がAIに置き換わろうとしていて、もっと長期的な視点で想像していく必要がある。つまりサステナビリティが再加速し、「マルチピーシーズ」、「フォークロア」、そして「ファンダム」がキーワードになる。
『スマートフォン規制』
議会で若年層のSNS規制をするというニュースがあった昨年、他にも政府や学校でスマホ規制への取り組みがはじまりつつある。スマホの普及とSNSでの交流が普通になり、家でソファに座りながら、交流できるようになった。フィジカルな出会いに消極的になりつつあるという事態に危機を感じたティーンネイジャーの親たちが動き出している。
『認知症の治療』
アルツハイマー病に関する複数の薬剤臨床試験結果が公表される見込みらしい。これにより、認知症は治る病気になるかもしれない。
まとめ
未来、というのがあるとして、それがこうしたテクノロジーによって支えられていることは理解できる。しかし、ウクライナではまだ戦争が続いているし、イスラエルはいつまで悲劇を繰り返すのか。そうこうしている間に、アメリカがベネゼエラで軍事行動起こすし、コロンビアにまで圧力をかけようとしている。どれだけ技術が進歩したところで、人間の方が追いついていかないと、やっていることは昔と変わらない、なんてことを感じたお正月でした。
実際に雑誌を読んでいただくとわかるが、そのほとんどがAIについての記事だった。AIが、AIが、AIが、AIが、AIが。AIが進歩したならば、きっとそんな人間の決定に失笑するのかもしれない。
https://wired.jp/magazine/vol_58

