技術とは|エンジニアでいいんじゃない

エンジニアを日本語に訳すと、技術です。そのまま在留資格を技術にしてしまって、わかりにく感じになってます。エンジニアなら、誰でもすぐにその活動のイメージができるのですが。

理工学系の大学等

技術の要件は、まず理工学系の大学等を卒業していることです。理工学というのがこの資格の特徴です。建築土木のエンジニア、コンピューターのエンジニア、システムのエンジニア、とやはりエンジニアという名称のほうがしっくりきます。

現場作業は

いわゆるホワイトカラーでないといけません。例えば建設系のエンジニアで採用したが、現場での作業員として働かせることはできません。ただし、建設現場にいるが施工管理という立場であるとか、工場内ではあるが機器のコントロールが必要であるとか、その専門性がなければ従事できない場合もあります。その場合には、きちんとその専門性についての説明が必要です。在留資格と活動の一致はこれだけでなく、全ての在留資格に当てはまります。

企業の規模によって手続きが異なる

当然、雇用契約が前提となりますが、その規模の大きさで手続きが異なります。大手の上場企業から、個人事業まで4つのカテゴリーに分類されます。大きい企業は簡単に、小さいところは複雑になります。事業の安定性ももちろんですが、その規模に見合った雇用になっているかというところを見られます。例えば、大手のゼネコンであれば、エンジニアは何人いてもおかしくないですが、中小企業の建設会社で設計が複数人にいる必然性があるのか、ないのか。その企業の売り上げに比較して、設計を必要とする人数もある程度把握できますので、もしかしたら、設計で雇ったけれども、現場作業員として働かせているのでは、と思われてもしかたありません。