事業承継

日本の社長の平均年齢は60.3歳です。海外だと40歳から50歳が平均となっているので、比較すると10歳から20歳、年齢が高くなっています。

事業承継は時間がかかる

事業承継、まだ関係ない、なんて思っている人もいるかと思います。ですが、60歳になったら考えてもらいたいことです。例えば、融資の相談に行ったとします。10年の長期で、って話をしても、銀行から、社長は返済が終わる頃には70歳ですね、なんて。実際、口にするかはその場合によるでしょうが、銀行の担当には頭に浮かんでいます。

しかも、事業承継、やろう、ってなってもすぐにできるわけではありません。誰に承継するか、家族か、家族以外か、資産、負債をどうするか、M&Aにするか。

中小企業庁「事業承継ガイドライン」より

中小企業庁から「事業承継ガイドライン」が示されています。下にリンクを貼っておきますので、後でご覧ください。ステップ1で事業承継を開始して、これだけの工程が必要になります。特にステップ3には時間を要します。許認可を要する事業の場合、その要件についてもクリアしなくてはなりません。例えば、建設業の場合は経営者としての実績が必要となりますので、そこを踏まえた準備が必要です。

もうひとつは、事業承継は相続が関係することがあります。資産にしろ、株式にしろ、譲渡するわけですから、相続についてクリアにしておく必要があります。

とにかく、事業承継には時間がかかるわけです。しかし、反対に時間をしっかりかけて準備すれば、トラブルなく事業承継することが可能となります。

まずは相談を

事業承継の時間がかかることはわかったけど、何からすれば、って話なんですが、まずはご相談ください。ステップ2で事業についての「見える化」をお手伝いします。その上で、今後の方針を決めます。

事業承継は他にも税金や登記も関係してきますが、その辺もご安心ください。税理士、司法書士と連携し、対応いたします。

👉 中小企業庁「事業承継ガイドライン」